月刊:D・M・O ~音楽解剖室~

2016年03月号 vol.8 第8号は「ヲタクって実は凄くない?世間がヲタクに対して差別的なのに物申す!」について

秋葉原って最近はグルメな街らしいよ!

2016年03月31日 15:03 by musicman
2016年03月31日 15:03 by musicman

いきなりだが、ビートたけしがこんな名言を残してる

世間一般ではアニメオタクとかフィギュアオタクとか、秋葉原をうろついてるやつらを何か差別的に指してるみたいで困るんだけど、

ひとつのことにこだわって情熱を傾ける人たちをオタクと呼ぶとしたら、オタクになれるのは実にすごいことだと思うよ。

まさに今回の話題はコレである 「ヲタク」についてちゃんと考えてみたい

まずはヲタクってどんなイメージがあるだろうか これは世間一般の話になるがまずは「単純にキモい」

これは根強いですな 理由はよく分からないけど見た目も中身もキモいってヤツ

悲しい話だが本当にヲタク文化を批判してる人はこの理由を押し通す傾向にある では、ヲタクってどこまでヲタクなのだろうか?

まずは「マニア」と「ヲタク」の違いと定義を説明する

簡単に言うとマニアは・・・「一つの物事に熱中する人」 ヲタクは「一つの物事にしか関心がない人」

こんなの誰が決めたのかわからないが調べたらこう記述されていた でも、一理言えてる 結局はヲタクが嫌いな人ってマニアとは違う「社会不適合者要素」を何となく感じるからじゃないだろうか? つまり、マニアってある一つの趣味や熱中することがあって、基本はそれだけど別に周りに合わせる

こともできるし協調性もあるんじゃない?例えば4、5人で話しててそのときの話題が全体的に「恋愛」だったとして、マニアだったら

まだ「俺も彼女欲しいんだよ〜」とかその時は一応話には参加するし臨機応変にやる でも、ヲタクで四六時中どんなシチュエーションや

場合によってもずーと自分が命懸けてる「アニメやアイドル、鉄道やゲーム」の話ばっかしたりそのアピールが興味ない人に対しても強い

んじゃない? こっちが「今、その話されても興味ないからちゃんと聞いてないよー?」って雰囲気出してても気づかないでノンストップに

喋りまくるとかね それが嫌なんじゃないでしょうか し・か・し、今回はそういったマナー違反ヲタクの膿を掘り出したいわけではない

本題に戻るが北野 武が言っていたようにヲタクやマニアって「何か自分が好きだと思えるモノにひたすら情熱を注ぐ人」って言い換えられない?

だから、単純な理由で差別するのって違くない?って話 逆に俺はヲタク要素がない人って好きじゃない

何が言いたいか、と言うと結局は「マルチ」な人って面白くない 休みの日はフットサルやったりサッカー観戦行ったりしてみたと思ったら

 アニメ通ぶったりもして新作が出ればゲームを買うし・・・みたいな人 まぁ、俺の知り合いだがこう言う人とは何を話したら良いか

分からない 結局は色んな顔を持つ人って好きじゃない 芸能人でも俳優したりお笑いしたりミュージシャンだったりする人は好きじゃない

舞台俳優一本みたいな人は凄い好き まぁ、これは偏見になりそうだが何か一つのことを一点集中して無我夢中になってる人の方が話していて

面白い 歴史は普段興味ないけど無類の歴史ヲタクと話したりすると引き込まれる それは何故か?

それはズバリ「相手を引き込ませるぐらいの情熱をその趣味に注いでいる」から 「俺にはコレしかない!」って感情は大事なんだ

実はこれは仕事にも言える 自分が好きで決めた仕事なんだかこれだけは一生懸命やる!他のことは興味ないけどコレだけは全うする!って

気持ちは仕事をする上で重要な気がする スイーツヲタクで都内の色々なケーキ屋さんハシゴしてる子がいたとして、どうしてもパテシエに

なりたい!って思ってどこかの店に弟子入りしたら簡単にはやめないと思う それは死ぬほど好きだから

人間は好きなことにはいくらでも貪欲になれる ただ、軟派な人やサッカーやったりアニメ見たりギターやったりって多趣味な人って一見

楽しそうだけど見てる側はつまらない ヲタクって実は情熱を燃やす職人タイプ?笑なのかもね

言い過ぎかもしれないが俺はヲタクが好きだ いいよねヲタク 秋葉原でもまた行こうかな じゃぁ、また

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